ご存知でしょうか。簡単な計算問題を解いているときや声を出して文章を読んでいるときに前頭前野を含む脳全体が活性化することを。これは、東北大学・川島隆太教授による脳機能イメージング研究によるもので、その研究を活かし、「読み書き」「計算」による脳のトレーニングが開発されました。
加齢とともに脳の働きが衰え、それが重度になった状態が老人性認知症です。そこには大脳の前頭前野の機能が深く関わっています。 |
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「読み書き」と「計算」のプリントを学習します。(教材は一人ひとりに合った課題で、スラスラできるものを選びます。大きな活字で読みやすくなっています。)また、プリント学習に加えて計算の学習後に「磁石すうじ盤」という数字のコマを置いていくゲームをしています。 |
学習者(1〜2名)と学習支援者(施設スタッフ)がコミュニケーションをとりながら学習します。スタッフが常に学習者の様子に注意をはらい、学習者が楽しく学習できるようにアドバイスしていきます。 |
週5日、支援者や学習者同士のコミュニケーションを含め、1日20分〜30分程度の学習です。薬や運動と同様、毎日続けることが大切です。 |
※記事および資料は、株式会社くもん様のご好意により転載させていただきました。
